中央経済工作会議:実体経済の振興に力を注ぐ

中央経済工作会議:実体経済の振興に力を注ぐ。

タグ: 中央経済工作会議 実体経済 

発信時間: 2016-12-24 09:41:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

スマート製造は「中国製造2025」の大きな決め手の1つであり、製造業のバージョンアップにとっての要でもある。「中国製造2025」の計画は1年あまりを経て確定された。重点分野の技術革新ロードマップ、スケジュール、各省ごとの指南が相次いで発表された。浙江省寧波、広東省珠江の西岸6市1区、江蘇省蘇南の5市が試験区をスタートさせている。インターネットを基礎とする大型製造企業向けの「双創(大衆の創業、万衆の創新)」プラットフォームと、中小企業向けの第三者「双創」プラットフォームも、積極的にインターネットを使った製造や、オーダーメード型製造、サービス型製造など、ネットワーク化された新生産モデルを育成している。

ハイエンドなスマート製造以外にも、中国の製造業、特に大規模化する消費商品工業産業に対する供給不足や、製造能力が高くてもイノベーションに欠けているといった構造的矛盾を、積極的に解決していく。これも製造業の振興に欠かせない取り組みである。

「現在、中国の消費商品のうち100品目以上が世界首位となっている。家電、靴製造、綿紡績、化学繊維、アパレルなどは世界の生産の50%以上を占めている。軽工業や紡績の輸出は世界の30%以上を占める。中国は堂々たる消費商品の製造大国であり、消費と輸出の大国なのだ。しかし我々の品目構造、品質、ブランド育成に関し、先進国とかなり大きな差が見られる」。国務院発展研究センター産業経済研究部の趙昌文部長はそう述べる。この数年、中国人が海外で便器や炊飯器を爆買いしているが、その多くが中国製である。これは中国の消費商品工業の供給能力とレベルが消費者のニーズの高まりに適応していないことを意味すると同時に、中国が製造能力の面で負けているわけではなく、品質や品目、ブランドの面で負けていることを示している。

 

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