記者会見に出席した交通運輸部の幹部は、向こう5年間に◇交通運輸の全面的な改革の深化、◇内外を結ぶ交通運輸ネットワークの構築、◇先進的かつ高効率の都市間交通の建設、一体化された総合交通ハブの構築、◇運輸サービスのエコロジー化・スマート化の促進、◇安全管理水準の向上――の6つ重点課題に取り組む考えを示した。
白書は、2020年までに京津冀(北京・天津・河北)の首都圏、長江デルタ地域、珠江デルタ、長江中流域、中原(黄河中下流域)、成渝(四川省の成都・重慶経済圏)、山東半島の主要都市間における鉄道網の整備をめざすとしたほか、人口300万以上の都市の軌道交通網の整備を早急に進め、営業距離を約3000万キロ伸ばす方針も示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月30日