「アリの引っ越し」行為は要注意リストへ
俗に「アリの引っ越し」と呼ばれる、他人の年間換金限度額を使って資本を脱法的に国外に流出させる行為は、今後国家外為管理局の要注意リスト入りになる。
国家外為管理局によると、虚偽の申請、架空取引、詐欺、マネーロンダリングなど脱法、違法による資金の海外移転を行った個人は「要注意リスト」に入る。その場合、一定期間の換金禁止・制限や、個人信用記録の登録などが行われる。
新しい「個人換金申請表」には、「申請者の換金情報の虚偽申請をしてはならない」、「本人の限度額で他人の換金を助けてはならない」、「他人の限度額を利用して換金を行ってはならない」などが記されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月4日