年平均伸び率に換算すると、再生可能エネルギー発電は4250万キロワットの増加となる。内訳は、従来型水力発電が約800万キロワット、揚水発電が約350万キロワット、風力発電が約1600万キロワット以上、太陽光発電が約1200万キロワット以上、太陽熱発電(CSP)が約100万キロワット、バイオマスエネルギー発電が約200万キロワットで、「十三五」期間の年平均発電導入量の約半分に相当する。
注意したいのは、風力発電所と太陽光発電所の立地が東部・中部へとシフトしている点だ。風力発電設備の新規導入分のうち東部・中部が約58%、太陽熱発電設備の新規導入分のうち東部・中部が約56%を占めるほか、分散型電源の開発や地産地消に軸足を移しているのが現状だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月6日