(現在の世界経済発展の趨勢について懸念を示し)予測可能な政策の変化と各界の楽観的予測に基づくと、米国の個人投資は増加しており、生産効率低下の趨勢を変える助けになり、米国経済は難関を越えるかもしれない。欧州の状況は以前より良いとはいえ、依然経済成長の問題に対処するため努力する必要がある。世界経済は依然下降リスクに直面しており、ポピュリズム勢力が台頭し、経済、金融、政治の発展にとって障害になっている。米国の貿易政策は下降リスクをもたらすかもしれないが、中国経済の発展は良好で、6%以上の成長率を維持する見込みであり、大多数の途上国の経済はいくらか改善するだろう。
(米中関係について)トランプ政権の主要な高官と顧問は貿易、環境、外交政策で考えが一致しているわけではない。どうあれ、米中関係が現実と相互利益を基礎に築かれることが人々の一致した望みだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月19日