「滬倫通」 開始に向け準備進む A株の国際化にさらに弾み

「滬倫通」 開始に向け準備進む A株の国際化にさらに弾み。

タグ: 中国株式市場

発信時間: 2017-02-06 15:22:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「滬港通」、「深港通」の開始までの道のりをみてみると、「滬港通」については、証監会が2014年4月10日に試験運用を承認、同年11月17日に香港証券取引所で正式に開始の運びとなった。一方、「深港通」のほうは準備期間が長く、2014年8月に実施計画が提案されてから、2016年に12月5日の運用開始まで2年近くかかった。

では、「滬倫通」のほうは開始までどの程度かかるであろうか。楊氏は、先に運用開始した「滬港通」、「深港通」の2制度で経験を積んでおり、その目的も手法も類似していることをメリットに挙げながらも、「滬倫通」には解決すべき課題があると指摘する。「滬倫通」は、前者の外貨や取引システムの構築、取引規定の制定などを参考にすることができるが、上海―ロンドン間では為替換算や取引時間の時差、制度の構築などで課題を抱えているとした上で、両市場の投資家とも相手国の取引規定に対する理解度が低いといった問題もあり、「滬倫通」の開始後も十分な理解を進めることが求められるであろうと述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月6日

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