それだけではなく、中国の製造業とインターネットの融合・発展も、大きく前進している。スマート製造の水準が大幅に上昇し、一部のスマート製造新モデルの複製・普及が始まっている。苗部長によると、インターネットを基礎とする「双創」プラットフォームの高度成長により、企業のデジタル化デザインツールの普及率が61.8%に、重要作業フローデジタル制御率が45.4%に達している。
時代遅れの生産能力と過剰生産能力がスムーズに解消され、伝統産業の改造が加速し、戦略的新興産業が高度発展している。新業態・新モデルが次々と現れ、産業構造の改善が続けられている。戦略的新興産業は2015年に、国内総生産の8%前後を占めた。ロボット、モバイルネットワーク、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどの産業が急成長している。
苗部長は、中国経済の「新旧原動力シフト」の問題をいかに処理すべきかという問題について、新興産業と伝統産業は決して対立しないと判断した。現在のハイテク製造業が占める割合は約12.4%で、つまり製造業の80%以上が伝統産業であることになる。新興産業の育成と発展は、伝統産業の改造及びアップグレードと同時に推進するべきだ。「伝統産業の改造とアップグレードにより、新たな高みに達すれば、新たな原動力になる。新興産業の育成と発展に取り組むと同時に、伝統産業の改造とアップグレードの手を一時も緩めてはならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月20日