計画によると、「第13次5カ年計画(十三五、2016-2020年)」期間に天然ガスは消費量が3600億立方メートルに上り、一次エネルギーに占める割合が10%に達する見通しだ。政府関連部門や業界関係者は、目標実現の難易度は比較的大きく、相当な努力を要するとの見方を示している。「困難は困難だが、今は経済が底打ちから回復に向かっており、環境保護と改革措置を中心に一連の政策が実施されれば達成できるだろう」。中国都市天然ガス協会の遅国敬秘書長は記者にこのように話した。
「意見」はそのなかの一つとなる。内容を見ると、都市ガス、工業用ガス、ガス発電、交通燃料の4大分野で天然ガスの大規模な高効率利用を加速するほか、ガス管網がカバーしていない地域ではLNGを使った分散式エネルギー応用試験を行う。また、石炭から天然ガスへの移行を環境保護評価の対象項目とし、風力と天然ガス、太陽光と天然ガスの相互補完を通じて、天然ガスと再生可能エネルギーの一体的発展を促進する。