業界関係者によると、eスポーツ産業は急成長しているため人気の投資先となっている。しかし、産業規模が拡張するなか、多くの問題が起きている。1つは人材不足、もう1つは産業チェーンが依然として初期段階にあることだ。eスポーツの派生商品やゲーム制作などには依然として大きな成長余地がある。統計によると、中国のゲーム産業はユーザー数が延べ5.66億人に上る一方で、eスポーツ産業の従事者数は僅か5万人前後だ。2015年の中国eスポーツ産業収入のうち、ゲーム収入が90%以上を占める。産業規模の拡大に伴い、1つの競技内容ではユーザーの需要に応えきれなくなっている。競技会を中心とした関連業態の展開や、ゲームのストリーミング、著作権販売、クラブリーグなどが今後の発展の重点になるとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月23日