政府活動報告、2017年の中国経済発展の8大シグナルを伝える

政府活動報告、2017年の中国経済発展の8大シグナルを伝える。 5日に提出された第12期全人代第5回会議で審議された政府活動報告は、2017年の中国経済発展の新たなシグナルを伝えた…

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発信時間: 2017-03-06 11:31:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は今年、重要な意義を持つ一年を迎えている。5日に提出された第12期全人代第5回会議で審議された政府活動報告は、2017年の中国経済発展の新たなシグナルを伝えた。

・シグナルその1 「穏中求進」の貫徹を政府活動の主軸に

政府活動報告は今年の政府活動で徹底すべきいくつかの取り組みを挙げたが、「穏中求進」(安定を保ちつつ経済成長を促す)という活動の基調を貫徹し、戦略的定力を保つとした。

今年の経済成長目標の設定は、「穏中求進」という基調の要求を貫徹した。報告は今年の経済成長目標を6.5%前後に設定し、実務においてより良い結果を目指すとした。

・シグナルその2 供給側の構造改善を主要方針とし、改革による推進を重視

中国経済は現在、主に構造的な矛盾に直面しているが、これは主に供給側に集中している。供給側の構造改革は初年度の2016年に、積極的な進展を実現したが、その成果を固め拡大する必要がある。

2017年は供給側の構造改革を掘り下げる年だ。報告は、改革の手段により「三去一降一補」(過剰生産能力の削減、在庫の削減、デレバレッジ、コストの引き下げ、脆弱分野の補強)を掘り下げて推進するとした。

・シグナルその3 経済発展の内的動力に焦点を絞り、改革により難題を解消

中国の経済発展は新たな段階に到達し、新たな課題に直面している。重要分野の改革で、重点的な進展を実現し、発展の内的動力を強化する必要がある。

報告は、重要分野・部分の改革を掘り下げるとし、税制・金融・国有企業・国有資産などの重点分野の改革について、具体的な計画を立てた。

・シグナルその4 「革新+減税」、経済のモデルチェンジとアップグレードを促進

実体経済は常に中国の発展の礎だ。当面の急務は、モデルチェンジとアップグレードの加速だ。報告は、革新により実体経済のモデルチェンジとアップグレードをけん引すると求めた。

報告は、通年で企業の税負担を3500億元前後、企業関連の費用徴収を約2000億元削減することで、市場主体に実感を与えなければならないとした。

・シグナルその5 内需の潜在力を引き出し、内需の経済成長への持久的なけん引力を強化

2017年の世界経済は、不確定要素が満ちている。この特殊な状況下、中国の巨大な内需、特に推進を加速する消費アップグレードと新型都市化は、経済の健全な発展を維持する「武器」になる。

報告は、内需の潜在力をさらに引き出すと明記した。供給側の構造と需給バランスの合致を促進し、消費アップグレードと効果的な投資を同時に促進し、地域および都市部・農村部の発展を連動させ、内需の経済成長への持久的なけん引力を強化する。

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