外交部の耿爽報道官は10日の定例記者会見で、まもなくチリで開催される環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)加盟国会合の参加に中国が前向きに検討していることを明らかにしました。
チリの外相が14日から15日にかけてチリでTPP加盟国会合を開催し、中国も招いたことを明らかにした。これを受けて、耿報道官は中国の参加について問われ、参加の場合、誰が出席するのかという記者の質問に対して、「中国はアジア太平洋地域経済の一体化を支持しており、チリ及び関連国家と対話と協調を強めていく。そして、アジア太平洋自由貿易区の設立を推進し、開放型のアジア太平洋経済を構築して、アジア太平洋及び世界経済の健全な発展に新たなエネルギーを注ぎたい」として、「中国は今回の会議が先ほど述べた目標の達成に貢献することを望んでいる。会議参加の件については、前向きに検討しているところだ」と述べた。
「CRI日本語」より 2017年3月11日