中国・ミャンマー原油・天然ガスパイプラインプロジェクトは、両国が国交を結んで以来の大きな協力の成果と結晶で、10年にわたる努力を経て中国石油がミャンマーで事業展開する重要なプラットフォームとなり、「一帯一路」建設や、中国とミャンマーの相互接続推進で重要な機能を発揮している。
「このプロジェクトはウインウインだ」。中国にとっては西南地方の石油製品のひっ迫を解消し、同地方経済の構造調整と成長モデルの転換を進めることにつながる。一方のミャンマーには税収、投資収益、使用権料、国境通過税などを含む経済的、社会的な利益が期待でき、ミャンマーの石油化学産業の発展や輸出による外貨獲得の増加、社会・経済・文化の発展に直結する」。中国石油集団東南アジア管道有限公司の姜昌亮総経理は記者にこのように話した。ミャンマーの与党、国民民主連盟中央執行委員のアン・モー・ニュー氏は、中国とミャンマーの原油パイプラインプロジェクトが両国のエネルギー経済・貿易協力の代表的プロジェクトとして、両国の経済発展に重要な推進機能を果たすとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月11日