それほど目立たなかった犬猫ビジネスが、今や1千億元規模の巨大市場を生み出した。市場には可能性があり、資本はこの青海の中でたどり着く岸辺を探し回っている。新三板市場にペット概念株を登場させた企業は6社あり、昨年は4社だった。
ペット市場がどれくらい人気か、こうした企業の業績をみればよくわかる。ペット用食品を手がける佩蒂股フン(フンはにんべんに分)がこのほど発表した年間決算をみると、昨年の営業収入は10.69%増の5億5100万元で、純利益は8036万6100元に達し、同38.05%増加した。
戴院長補佐は、「昨年以降、資本がペット産業に流れ込むようになった。南方資本の一部が現在、活発に動いており、動物病院の買収や合併を進めている」と話す。
活発な資本が流れ込むことで、ペット産業には発展チャンスが訪れたが、寄り集まって一気に動けばバブルを発生させることになる。戴院長補佐は懸念する点として、「獣医は今、ひどく供給不足で、動物病院の規模を大幅に拡大すればサービスの質が低下する可能性がある」ことを挙げる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年4月16日