今年3月、国内の自動車市場の販売台数は予想を遥かに下回った。減税政策の段階的縮小などの影響が続いている。政治的な理由の影響で韓国製自動車の販売台数は大幅に減少したが、最近の中国国内の購買力の低下等の原因も3月の自動車販売台数に影響を与えている。その中で、SUVの人気がやはり販売台数増加の牽引役となっている。SUVの売上高の増加額は市場全体の増加額より大きい。普通乗用車とMPVの販売台数は同比で引き続き減少している。
全国乗用車市場情報聯席会(乗聯会)の統計によると、2017年3月の中国の狭義乗用車(セダン、MPV、SUV)の販売台数は190万3075台で、前年同期比2.9%の伸びに過ぎず、増加率は3月としてここ数年の最低を記録した。自動車市場の全体の状況は厳しいと言える。その中でも、SUVの販売台数は79万827台で、同比18.41%の増加で、市場全体の伸びより約15.5ポイント高い。
3月、国産ブランドSUVは販売台数ベスト10ランキングのうち8ブランドを占めた。国産車の市場の優位は非常に大きいと言える。しかし、この一月前と比較すると、車種とその順位とも比較的大きな変化が生じている。