ブランドで言うと、「長城」は3月で唯一の2モデル入選のブランドである。「長安」と「宝駿」はある程度、順位を下げた。「長安」は前二カ月間の優位を保てず、今月僅かに1モデル順位に入ったが、「産品宝駿560」は今月販売台数で十位に入らなかったことは意外である。その他、「広汽伝祺」や「吉利」、「東風小康」、「上汽栄威」も各々、1モデルランキングに入選した。
3月、2モデルの外資系ブランドSUVがランキングに入選。外国のSUVの長年の販売台数トップのビュイックの「エンビジョン」は前月ホンダCR-Vに追い抜かれた後、元気を失った。今月販売台数は2万1400台に回復したが、しかしやはりフォルクスワーゲンの「ティグアン」に及ばなかった。
フォルクスワーゲンの「ティグアン」の営業マンにとっては喜ばしいことだが、3月の総売上台数は2万7900台で同比51.5%の伸び、販売台数で四半期トップとなり、外国SUV販売台数第一となった。「新ティグアンL」は発売後、その大型度とブランド力をもって、消費者の絶賛を博した。在りし日の名車が再び勢力を盛り返したようだ。