「一帯一路」が提唱、推進されるにつれて、中・パの経済回廊建設はますます順調に行った。「中・パ経済回廊は大自然が付与したプレゼントであり、パキスタンを繁栄と平和への道に向かわせる。中・パ経済回廊は世界のパキスタンに対する認識を変えた」。最近、パキスタンの計画発展部長イカバル氏はグワダルで行われたフォーラムでこのように述べた、
「中・パ経済回廊は一つの枠組みのようで、内容は豊富である。例えば、幹線道路・鉄道・パイプライン・港湾・工業団地などを含む」
「パ・中両国間の唯一の陸上交通路の開通のために担ったカラコルム幹線道路の重要性は言うまでもないことである。私はこれを中国人が知恵と汗を出し切って、パ・中両国の間の友誼の命脈を開通させたものだと考える」とイスラマバード戦略研究所所長で前パキスタン駐華大使のマスダ・ハン氏は話す。
「数十年来、カラコルム幹線道路はパ・中両国の貿易往来を推進するために、摩滅することない貢献をしてきた。しかし、30年以上の侵蝕と損壊で、カラコルム幹線道路はすでに通行の需要を満足させることができなくなった。2006年、中国の建設当局は再びカラコルム幹線道路貫通の旗を掲げ、全長335キロの拡張工事を施工し、2016年9月、カラコルム幹線道路の北部分の全線にわたって建設を終了させ再び貫通させた。