中国貿促会研究院国際貿易研究部主任の趙萍氏は、毎日経済新聞のインタビューに応じた際に、次のように話した。
日本米の輸入量は非常に少なく、2015年は600トンのみだった。ベトナム米やタイ米は300万トン以上だ。そのため日本米は通常、小規模な貿易会社や越境ECにより輸入・販売される。
小規模な貿易会社は直営店を持たず、間に代理業者が挟まり、スーパーに販売される。そのため幾層も値上げされるという現象が起きる。これは販売業者の力不足によるものであり、独占など市場以外の要素によるものではない。そのため政府は通常、これに干渉しない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月24日