2017年の「中国宇宙の日」(4月24日)を前にし、中国宇航学会と西北工業大学が共同発起する「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)宇宙革新連盟が23日、陝西省西安市で正式に誕生した。
一帯一路宇宙革新連盟は、世界の宇宙分野の大学、科学研究機関、学術機関の志願によってつくる非営利団体だ。同団体は今回、一帯一路沿線国の48の大学、学術機関、科学研究機関を集めた。常設事務局は西北工業大学に置かれる。
国家国防科技工業局チーフエンジニア、国家航天局秘書長の田玉竜氏は「連盟の正式な発足は、加盟組織間の宇宙革新要素の全面的な交流を促進する。国際的な視野を持つ高素養・複合型人材を共同育成し、世界の宇宙事業発展を推進する。宇宙技術でより良く人類に貢献することが可能だ」と挨拶した。
国内外の大学、科学研究機関、企業の代表者ら100人以上が発足式に出席し、同連盟の規約を集団で議論し、策定した。投票により連盟常務理事部門を選出し、第1回議長部門を決定し、提案を行った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月24日