プロジェクトの実施過程において、同行は融資構造の複雑さや法的な問題などに数多くぶつかりながらもこれを乗り越え、最終的に他の金融機関とシンジケートを組んで、それぞれ6260万ドル、4億元の融資を実行し、プロジェクトの遂行を金融面で支援した。
同プロジェクトの年間予測発電量は1.6億キロワット時と、パキスタン国内7万世帯への電力供給を見込んでいる。完成すれば、単体としては世界最大の太陽光発電所となる。パキスタンのメディアは同プロジェクトのことを「暗闇に光をもたらす使者」と称賛した。
国家開発銀行の胡懐邦董事長は、「当行は重要なインフラ整備を開発金融で支援し、国際協力の推進で豊かな経験を培ってきたことで、「一帯一路」の建設において独自の役割を果たすことができる。今後は「一帯一路」の共同建設という偉大な歴史的過程に積極的に関わり、開拓や刷新に努め、地域経済の連動的な成長や共同発展の促進にこれまで以上に貢献していきたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月26日