中国のPPP立法プロセスが加速
中国のPPP立法プロセスが加速。
タグ： 中国PPP立法
発信時間： 2017-05-31 16:02:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
「ここ数年にわたり、各方面からPPPに対する多くの政策が打ち出されているが、基本となる保障の問題を解決する法律はまだない。立法が解決するのは大きな原則的な問題であり、その根本的な意義は法律による明確な位置付けを行い、保障と根拠を提供することだ」。北京大岳諮詢有限公司・総経理の金永祥氏は『経済参考報』記者に対し、立法が奨励と誘導を行うと同時に、規範と監督管理に関する内容を強化することが望まれると話した。
中国財政科学研究院の劉尚希・院長の見方によると、PPPは新たなシステムとメカニズムを形成し、政府と社会資本の変化を起こしている。これまでの市場連携とは性質が異なり、このような連携は利益配分の問題にとどまらず、第三者、つまり民衆にも関わってくる。そのため、PPPの法人機構を法律上どのように定義するか、民法もしくは行政法の解釈に基づくのかは、いずれも解決が必要な問題と言える。また、社会資本側には合理的な投資収益を得て、政府もリスクコントロールを行う必要があり、法律上どのようにPPPに保障を与えるかも立法研究でぶつかる難題の一つとなる。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年5月31日
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