清華大学の邱勇校長、清華五道口世界金融フォーラム2017の開幕式で式辞
清華大学が主催し、清華大学五道口金融学院と清華大学国家金融研究院が事務局となる、「経済グローバル化と金融業の規範的な発展」をテーマとする清華五道口世界金融フォーラム2017が本日、北京で盛大に開幕した。本大会は経済グローバル化を背景とし、いかに金融リスク管理メカニズムをさらに整え、金融業の競争力・リスク対応力・持続可能な開発力を高め続け、わが国の金融安全を着実に守るかを議論する。中国網財経が3日、伝えた。
清華大学の邱勇校長が開幕式に出席し、式辞を述べた。邱氏は「本フォーラムの優秀な研究成果が、中国金融理論・実務の発展を促し、中国金融システムの持続可能・安定的・健全な発展を促進することに非常に期待している」と話した。
全人代財政経済委員会副主任委員、清華大学五道口金融学院理事長兼院長の呉暁霊氏も、開幕式で式辞を述べた。呉氏は同フォーラムの過去2回の成功経験を評価し、「金融セキュリティと金融の安定」というテーマの重要性を強調した。また五道口金融学院は今後も「金融リーダーを育成し、金融の実践をけん引し、民族復興に貢献し、世界の調和を促す」という使命を守り続け、中国の金融問題を立脚点とし、世界一流の金融学院、一流の金融シンクタンクを建設すると表明した。
中国人民銀行の陳雨露副総裁はその後、「国際金融危機以降のマクロ金融分野の共通認識及び政策の実践」をテーマとし、「金融・実体経済と構造改革の関係の正確な処理」「マクロの慎重な管理の強化」「インクルーシブファイナンスの発展」「金融インフラの効果の重視」という4つのテーマをめぐり世界の共通認識と中国の実践を紹介した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月5日