連平氏は、「CPI前年比上昇幅の推移から見ると、6月のタイムラグ水準は今年最高に達するため、来月のCPI前年比上昇幅は依然として高めを維持する。しかし、年の後半は総需要が小幅回復に低下し、政府のレバレッジ解消や金融リスク予防による流動性収縮、市場金利の小幅上昇もあり、CPIの上昇は鈍くなるだろう」と語った。
したがって、今年の中国のCPI前年比上昇幅が中ごろが高く、始めと終わりが低めという趨勢になると予想され、年間にわたって大きなインフレ圧力はない。一方で、CPI前年比上昇幅が大きな下落がなく、デフレ局面に陥ることもありえない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月5日