中国人宇宙飛行士、2030年の月面着陸を目指す

中国人宇宙飛行士、2030年の月面着陸を目指す。

タグ: 中国人宇宙飛行士 月面着陸 2030年

発信時間: 2017-06-07 17:31:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中国で3回目となる宇宙飛行士の選抜が今年スタートするはずだ。初期調査と実験はすでに終了している」。中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室の楊利偉副主任は5月16日、中国青年報の取材に対し、天舟1号輸送ロケットと天宮2号の宇宙ラボラトリーが推進剤の軌道補充試験に初めて成功したことを紹介した。有人宇宙飛行プロジェクトの宇宙ラボラトリー任務が最終段階にあり、中国の宇宙飛行は正式に「宇宙ステーション時代」に突入したと宣言した。

宇宙ステーション時代に求められる宇宙飛行士 宇宙ステーションでは科学実験が大幅に増えるため、宇宙飛行士はこれまで以上の知識の蓄積が求められる。楊利偉氏は、「以前の宇宙飛行士はみな大卒で、現役の空軍パイロットから選ばれた。しかし現在は、多くのプロジェクト状況を鑑み、航空エンジニアや実験の専門家が増える。各地から選抜されたエンジニアや研究者には、修士以上の学歴が求められるだろう」と分析する。 

新時代の宇宙飛行士は、選抜や訓練の基準も変更される。身体的要求も第一、第二世代の宇宙飛行士ほどには厳格でなくなる可能性が高い。しかし安定した精神的耐久性が求められるほか、長期にわたって狭い空間を過ごす過酷さに耐えられる忍耐力や、慢性病に対する検査はより厳格になるだろう。 

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