不動産の新政策がはっきりとした効果を出している。北京など一線都市の不動産価格が値を下げ始めた。北京の中古住宅市場の見通しがネガティブに転じつつある。平均成約価格は連続17カ月上昇した後、連続2カ月の下落となった。北京の不動産価格が今後どうなるか注目が集まる。
「317」新政策が始まってから2カ月余り。北京の中古住宅価格が大きく下方調整され始めている。1000万元級の中古住宅が多くのエリアで、200万元超の値下がりをしている。業界筋は、初めての住宅購入に対する住宅ローンの金利が引き上げられる中、北京の中古住宅市場はさらに下落するのではないかと予測する。
再び引き上げられる住宅ローン 5月に引き上げられたばかりのローン金利が、6月に入って再び引き上げられた。北京の一部銀行では、初めての住宅購入に対する住宅ローンの金利を基準金利の1.1倍に引き上げている。北京では5月に、初めての住宅購入に対する住宅ローンを基準金利とすることにしたばかりだった。