北京で12日発表された報告書によると、2016年度の中国の大学卒業生の卒業半年後の月収入は3988元と、ほぼ3年度続けて増加傾向にある。また卒業後3年間の上昇傾向も目立つ。
大学別では本科卒業生が4376元、高職高専卒業生が3599元。いづれも都市住民の平均可処分所得(2801元)を上回っている。
年度別に比較すると、2012年度から2016年度までの本科卒業生の平均収入は3366元から4376元まで30%増加。インフレを考慮してCPI調整後で見ても、3366元から4043元へ20%増加している。
収入の多さを学部別で見ると、トップ5は情報セキュリティー(5906元)、ソフトエンジニア(5869元)、ネットワークエンジニア(5600元)、マイクロエレクトロニクス(5503元)、コンピュータテクノロジー(5452元)となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月16日