シェアリングエコノミー、理解すべき3つのキーワード

シェアリングエコノミー、理解すべき3つのキーワード。

タグ: シェアリングエコノミー

発信時間: 2017-06-16 16:08:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

自動車や住宅などの「大物」の共有から、携帯電話をかざして借りるシェア自転車や雨傘、バスケットボール、玩具、衣服などの「小物」の共有まで、シェアリングエコノミーは現在、人びとの日常生活へと徐々に浸透しつつある。いつの間にかあらゆるものが共有できるようになり、共有できるものなら何でも価値があるという風潮もあるほどだ。

だが大きな期待が寄せられる新たな経済業態であるシェアリングエコノミーを、「偽の需要」や「偽の共有」に巻き込ませてしまうべきではない。シェアリングエコノミーの発展方向を正しく把握するには、次の3つのキーワードを理解する必要がある。

第一のキーワードは科学技術だ。シェアリングエコノミーが従来の経済形態と異なる重要な特質の一つは科学技術の革新にある。科学技術はシェアリングエコノミーの確かな発展の根本となる。

人類は第4次産業革命を迎えている。21世紀初頭に始まったこの産業革命は、新たな技術の大量の出現を特徴とし、物理世界やデジタル世界、生物世界の限界を次々に突破している。その主要な推進力となっているのが、科学技術の絶え間ない革新と更新である。

シェアリングエコノミーは、第4次産業革命から派生した新たな経済形態である。シェア自転車を例に取れば、GPSの利用や、従来の自転車の形態や構造、材質の改造、都市のスローモビリティーシステムの改善、人びとのモラルの向上などその特徴はいずれも、第4次産業革命が提唱する科学技術の革新と絶え間ない更新の表れと言える。

そのためシェアリングエコノミーの未来の発展方向は、科学技術の革新という軌道を離れたものではあり得ない。オリジナリティーに富んだ独自の科学技術の革新は、経済社会の発展に尽きることのない原動力を与えるものとなる。

第二のキーワードは資源だ。第1次産業革命から現在まで、人類の資源消耗量は増え続けてきた。地球は一つしかない。ある意味では、地球上の資源は一定であり、変数となるのは、人類の利用する資源の量の大きさ、資源の利用效率の高さであると言える。

各種のシェアリングエコノミー業態には現在、資源浪費の現象が異なる程度で存在している。一部の資源がほかの資源(歩道や公園、緑地などの公共資源)の適切な效率発揮を妨げているのを目前にして、我々は、前者は社会資源を活用しているのか浪費しているのか、公共資源との関係のバランスをいかに取るべきかを考える必要に迫られている。この点をはっきりと考えることはとりわけ重要である。ヒートアップした資本が冷めた後も、浪費された資源を復元することはできず、残されたバブルの跡は残り続ける。その後始末を迫られるのは政府と市民だ。

第三のキーワードは文明だ。物質が十分に豊富である時、物質の破壊は往々にして、人びとの心中の道徳律には触れない。人類が原始的な生活をしていた時代には、一人ひとりが自然界から得られる物質には限りがあり、共有の意識は欠けていた。物質を獲得する能力が向上するにつれ、人類は共有を試み始め、共有の道徳文明体系を形成し始めた。現代社会においてシェアリングエコノミーの発展が直面する挑戦はより大きいものと言える。社会文明や市民のモラルの普遍的な高まりは、シェアリングエコノミーが自らの価値観と道徳秩序を形成する土台となった。これはシェアリングエコノミーの前提であり、さらには現代人の使命であるとも言える。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月16日

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