業績の方面では、上述の29の国有企業改革の自動車関連の上場企業の中で、今年第1四半期の純利益が前年同期比で増加した会社が20社、約7割を占める。中でも、長春一東、東安動力、中国重汽、い柴動力(‘い’は三水に維)、華菱星馬、亜星客車、一汽驕車、一汽富維などの会社は今年第1四半期の純利益は同比で二倍に増加した。
自動車業界の先行きに対して、渤海証券・中信証券・国金証券などを含む多くの証券会社が研究報告を発表し自動車業界の今年後半の構造的チャンスを楽観視している。中でも、渤海証券は次のように指摘している、
「『意見』はさらに一歩自動車業界の発展、生産能力構造の合理化を規範化し、新エネルギー自動車産業の健康的な発展を推進し、自動車強国建設を加速させる、この基礎に立って、技術力の弱い企業が淘汰され、自主創新能力の強い企業が勃興する。また業界のリーディング会社と自主ブランドの業務発展の比較的速い企業並びに新エネルギー自動車のリーディング会社を推薦する、例えば、長城汽車・上汽集団・比亜迪・宇通客車などである。さらに、自動車業界国有企業改革の投資機会に継続して注目するよう建議する」渤海証券はこう述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月19日