アナリストは、中米経済協力は大勢の赴くところだとし、中国は大国としての責任を負い、主体的に関係強化を図っていると指摘する。また、このようなフォーラムは、両国企業の有効な橋渡しとなり、新たな情勢の中でのグローバル協力の推進につながるとしている。
屠新泉・院長は、「中小企業フォーラムはアリババがこれまで貫いてきたインクルーシブ・ビジネスの考え方を具現化したものだ」とし、「より多くの中小企業が国際貿易に参画し、国際貿易を通じて恩恵を受けられるようにすることが狙いだ」との見方を示した。そして、「グローバル化の発展が新たなステップに進むのに伴い、そのメリットは大企業に独占させるわけにはいかない。中小企業がグローバル化の新たな推進力になるべきとの共通認識がすでに形成されている」と指摘。「米国の中小企業が国際貿易を通じて恩恵を受けるなら、彼らは米国の貿易政策にポジティブな影響をもたらすだけでなく、中米関係にもポジティブな役割を果たすことになる」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月21日