「粤港澳(広東・香港・マカオ)大湾区」都市群は、発展計画が「政府活動報告」に盛り込まれるなど、世界第四のベイエリアとして静かに発展しつつある。中国(深セン)総合開発研究院物流・サプライチェーン管理研究所の王国文所長は、広州南沙と深セン前海、横琴自由貿易区の改革の指導効果を引き続き拡大し、制度の開放と革新を推進し、国際的な貿易投資ルールと連結し、対外協力の新たな空間を切り開き、自由貿易区の開放レベルを高め、世界級の広東・香港・マカオの自由貿易区クラスターを構築する必要があると主張している。
横琴自由貿易区は一貫して、国家「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)と開放型経済新体系の構築という国家戦略をめぐって、対外開放の新体制の構築を急いでいる。世界自由貿易区(横琴)フォーラムは、横琴自由貿易区に立脚し、広東さらには中国を世界につなげる自由貿易区のゲートウェイとして発展していく。主催・実施者となった再生時代集団の李広連・董事長は、粤港澳大湾区と自由貿易区、「一帯一路」の3大戦略は密接につながり、相互に促進するもので、世界経済の発展にも影響を与える。世界は中国を必要としている。同時に中国も責任を背負い、発言を続ける必要がある。世界自由貿易区(横琴)フォーラムは、中国が世界に向けて発する声の重要なプラットフォームとなる。紹介によると、主催者側は、毎年1回の世界自由貿易区(横琴)フォーラムが、中国の自由貿易区が組織する、海外自由貿易区が直接交流・協力できる最大規模のプラットフォームとなり、代表的なブランドとなることを期待している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月21日