コンピューターシステムが人に成り代わって資産運用方針を助言する「ロボットアドバイザー(ロボアド)」の導入が、金融業界で広がり始めている。スマートフォンなどを通じて利用できる手軽さと低コストを武器に、投資と縁遠かった若年層を取り込むのが狙い。ユニークな機能を持つ商品も相次いで登場している。日本メディアが20日、伝えた。
ロボアドは通常、スマホやパソコンを通じて質問し、回答から最適とみられる投資方針を提示する。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が今秋導入するロボアドは、質問の多くが「好きな歴史上の人物は?」など、投資と直接関係ない内容だ。