第6回老博会の展示面積は1万平方メートルに上り、200社余りが展示を行う見通しだ。現在、企業の展示エントリーが膨らんでおり、60%の展示スペースに予約が入った。なかでもドイツ、ベルギー、デンマーク、日本などの国際介護製品とサービスを重点的に呼び込み、欧州・日本考察団と中国企業の踏み込んだ産業マッチングを行う。
主催者側の北京北奥会展公司・董事長の周明明氏は、2017年北京国際老齢産業博覧会の産業発展テーマと主要活動について、高齢者の快適居住、リハビリ保護器具及びシニア向け化粧品、高齢者サービス、京津冀(北京・天津・河北)介護協同発展の4つのセクターに分かれると紹介。2度目となる京津冀セクターでは、3地域の市民や介護産業の従事者へオリーブの枝を送り、高齢者がさらに健康で快適に生活する手助けをする。
李紅兵氏は、「2017北京介護産業青書」が博覧会の重要な一部を構成し、2017北京国際老齢産業博覧会ハイレベルフォーラムで発表、かつ即時読解を行うことを明らかにした。「在宅介護」を年度テーマとして、産業関係者が産業の発展を深く分析し、市場需要を発掘することで、市場の主導権をつかむことを後押しする。