中国の高速鉄道、「8縦8横」に拡大へ

中国の高速鉄道、「8縦8横」に拡大へ。

タグ: 宝蘭高速鉄道 8縦8横

発信時間: 2017-07-10 13:37:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

7月9日に開通した宝蘭高速鉄道(宝鶏〜蘭州)は、中国の「4縦4横」高速鉄道網の重要な構成部分だ。この高速鉄道網は先ほど、初歩的に構築された。今後はより密になり、「8縦8横」を実現することになる。

「4縦4横」:初歩的に構築、2区間が間もなく開通

4縦:京滬高速鉄道、京広高速鉄道、京哈旅客専用線、東南沿海旅客専用線

4横:徐蘭旅客専用線、滬昆旅客専用線、青太旅客専用線、滬漢蓉旅客専用線

宝蘭高速鉄道の開通と運営に伴い、4縦4横のうち建設中は縦の京沈高速鉄道、横の青島〜石家荘高速鉄道となっている。

2025年:高速鉄道の営業距離がほぼ倍増、「8縦8横」網を形成

中国の高速鉄道の営業距離は、2016年末時点で2万2000キロに達し、世界全体の6割以上を占めた。国家発展改革委員会などが打ち出した計画によると、2025年までには現在の2倍弱の3万8000キロに達し、「8縦8横」の高速鉄道網を形成することになる。

「8縦8横」:高速鉄道網がより密に、距離も延長

既存の4本の縦線と比べ、8本の縦線の高速鉄道には次のような変化がある。(1)沿岸部の大通路。北方向は上海から遼寧省丹東まで延長。南は深センから広西チワン族自治区の防城港まで延長。(2)京哈、京港澳通路の南北が貫通。(3)京滬通路は既存の京滬高速鉄道を基礎とし、京津都市間鉄道から東営、濰坊、臨沂、淮安、揚州、南通、上海まで延長する通路が新設される。

既存の基礎を踏まえたこれらの変化の他に、複数の新計画線路が追加される。

8本の横線のうち新設される4本は、北から順に下記の通り。(1)綏芬河、牡丹江、ハルビン、チチハル、ハイラル、満州里を経由する綏満通路。(2)北京、フフホト、銀川、蘭州を経由する京蘭通路。(3)アモイ、竜岩、カン州、長沙、張家界、重慶を経由する厦渝通路。(4)広州、南寧、昆明を経由する広昆通路。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月10日

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