ビンタン第1電力有限公司の総経理、陳聯清氏は取材に応じ、同事業は60万キロワット級の超臨界石炭火力ユニット2基を建設する予定で、2018年12月と2019年6月にそれぞれ運転開始を見込んでいると説明。年間発電量は約80億キロワット時を見込んでおり、ベトナム南部の重点経済地域の電力不足を緩和するなど、多大な貢献が期待されると述べた。
同社持株会主席の張倓志氏は、この事業には中国最先端の発電技術を用いていおり、ベトナム初となる超臨界W型火炎ボイラ技術を用いた発電所でもあると説明。同国の電力産業の高度化につながるが、それ以上に環境保護につながることの意義が大きいと述べ、期待感を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月14日