中国国家発展改革委員会(発改委)19日の発表によると、発改委、工信部、財政部など14の政府部門が先日、共同でアグリツーリズムの発展を促進する構想を発布した。
発改委によると、ここ数年、観光業は中国の市場化のレベルが最も高い業界の一つとして、次第に国民経済の大黒柱的産業となっている。アグリツーリズムは住民の日増しに増加する都市周辺の短期間リゾートの需要の増長に伴い、一般の旅行業態を超える強い活力を持った産業となってきた。
計画によると、2017年のうちに全国アグリツーリズムへの投資額を5500億元まで高め、年間農村への来客数を25億人以上にする。アグリツーリズムの旅客の消費規模を1.4兆元にまで増やし、900万農家に利益をもたらす。
政府の発表した内容によると、今後投資活力を引き出し、アグリツーリズムのインフラとパッケージサービスの改善、発展環境の改善、アグリツーリズムの支援政策と持続的メカニズムの強化、村落の類別化の指導、アグリツーリズム区域の差別化した発展の促進などの方面においてアグリツーリズム建設を推進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月21日