中国黄金協会の最新の統計データによると、2017年上半期、中国国内で生産された金は累計で206.542トン、去年の同期比で22.560トンの減産、9.85%の減少となった。中でも金鉱山の採掘量は178.460トン、非鉄金属副生産金は28.082トンであった。
これとは別に輸入原料で生産された金は34.947トンで、同期比で27.05%の増加であった。全国の金生産の合計は241.489トンで、同期比5.89%の減少となった。中国黄金、山東黄金、紫金鉱業、山東招金など10の大手金企業集団の金製品の産出量と金鉱の産出量はそれぞれ全国の生産量(輸入原料を含む)の53.24%、39.74を占める。
2017上半期、全国の金の実質消費量は545.23トンであり、去年の同期より9.89%の増長となった。中でも、金の首飾りは330.77トンで、同期比で0.26の減少、また金の延べ棒は158.40トンで、同期比で51.09%の増加、金貨は5.00トンで、同期比61.24%の減少となった。工業その他では51.06トン、同期比で9.13%の増加、金の首飾りの販売量は小幅の下落、ただし、相変わらずその重要さを維持している。金の延べ棒の販売量は依然として大幅な増加傾向を保っている。