同時に、中国スマートホーム産業には多くの短所もみられる。たとえば技術面では、コアアルゴリズム、重要設備、先端チップなどのオリジナル革新成果が少なく、人材の蓄積も産業の急速発展にともなうニーズを満たせていない。
より重要な問題は、現在の中国スマートホーム市場はまだ「コンセプト」を営業販売する段階にとどまっていることだ。実際、真のスマートホームとは1つの「システム工程」であり、一部の家電製品や家具だけがスマート化してもまったく十分でなく、シーンの中での応用体験が大きな流れだ。これは中国の伝統的家電産業が冷蔵庫やテレビといった単一の商品によって「天下を取った」モデルを根本から覆すものだ。こうしたシステム工程に直面して、中国スマートホーム産業はなお長い道のりを歩かなければならない。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月11日