同事業は民間主導のBOOT方式(建設、所有、運営、移転)をとっている。政府から権限を委譲された事業会社が運営し、事業運営期間が満了となった時点で事業資産を無償で政府に移転する方式だ。契約期間は34年、うち建設期間が4年、運営期間が30年となっている。
浙江省発展改革委員会の担当者は、「同事業はリスク分担、利益共有の原則のもと、政府も民間資本も投資を回収できるシステムを構築している。政府は事業会社の主体的立場を尊重する一方、事業会社は自主的に価格決定、建設、運営を担い、利益を享受し損失を負担する」と説明。鉄道建設管理に民間資本を呼び込み、複合型の運輸管理システムの今後の在り方を探っていきたいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月13日