経済日報と中国郵政儲蓄銀行が共同で発表した8月の中国零細企業経営指数は46.4で、前月より0.1ポイントの回復、これは8月の中小企業の経営がやや好転したことを示している。サブ指数から見ると、概ね上昇の態勢を呈している。その中でも、仕入れ指数が45.8、業績評価指数は46.0、信頼感指数は48.5、リスク指数は52.0、コスト指数は62.6で全て前月より0.2ポイント上昇している。
拡張インデックスと融資指数はそれぞれ45.5と49.2で、前月より0.1ポイント上昇した。市場指数は43.8で、前月と同じとなった。専門家は、「これは零細経済体の業績下降期を経て、次第に上向いてくる長期的趨勢に入ったことを示している」と述べる。
スタンダードチャータード 銀行の発表した最新報告によると、8月の中国中小企業信頼感指数(SMEI)は7月の56.0から57.4に上昇した。新規発注指数の伸びは完成品在庫指数を上回った。。成長原動力指数は前月の5.2から6.8に拡大。現況指数・期待感指数・信用指数の三大指数の全てに改善がみられ、それぞれ1.3、1.3、1.5ポイント上昇した。