「多くの企業が技術、ブランド、品質、サービス、規格を中心とした貿易競争の新たな優位性の育成に注力しているため、企業のイノベーション能力と国際競争力が上昇しつつあり、製品の付加価値とブランドの影響力も一段と向上している。」と、高峰報道官は指摘した。
商務部研究院国際市場研究所の白明副所長は、「グローバル市場が全体として回復するなか、中国貿易企業のモデル転換と高度化も加速している。このため、中国の対外貿易好転の大きな流れは当面変わらないだろう」と述べた。
専門家は、人民元為替相場の上昇と比較対象となる前年同期の数値の影響が弱まるにつれ、中国の対外貿易の成長も「回復」状態から「通常」のプロセスに向かうと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月19日