中国、2020年めどに世界最大のクリーンコール技術システムの確立を目指す

中国、2020年めどに世界最大のクリーンコール技術システムの確立を目指す。

タグ:中国クリーンコール技術

発信時間:2017-09-20 16:57:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 環境保護部大気環境管理司の劉炳江司長はこの席で、「十一五(第11次5カ年計画、2006年~2010年)の初期のころ、石炭火力発電業界による主要汚染物質の排出量は全国の排出総量の約半分を占めるほどだったが、10数年に及ぶ努力の結果、総設備容量は2005年の2.4倍に増加した一方、二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)の排出量はいずれもピーク時の1000万トン台から100万トン台に減少した。中国産業界の中でも排出削減目標の達成率が最も高い業界となった」と述べた。

 

 2014年以降、同業界は他の業界に先駆けて超低排出改造を進めてきた。環境保護部、国家発展改革委員会(発改委)、エネルギー局は2015年、共同で『石炭火力発電所における超低排出・省エネルギー改造業務の全面実施計画』を通達し、2020年までに超低排出改造をめざす方針を打ち出した。

 

 今年6月末時点で発電設備容量全体の60%に相当する累計5.7億キロワット分の改造を完了した。京津冀地域(北京・天津・河北)では全域で改造が完了しているほか、東部でもほぼ完了、2020年までに中国で世界最大となる高効率のクリーンコール技術システムが確立する見通しとなった。

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