最近、京津冀ビッグデータ協調処理センターの建設が国家スーパーコンピューティング天津センターで始まった。中国の次世代スーパーコンピュータ「天河三号」の建設・稼働に伴い、将来的に京津冀地区(北京・天津・河北省)のデータ処理能力は毎秒100京回に達する見通しだ。
京津冀の協調では、産業が先行している。統計データによると、2014-2016年に河北省は京津資金1兆1041億元を引き込み、天津市は京冀プロジェクト4856件、資金5226億7400万元を誘致。3つの地方は産業の相補・融合により、協調発展を深く進めている。
今年上半期は京津冀地区の経済運営が全体的に安定するなか、新たな原動力が成長を加速し、引き続き協調発展が着実に進んだ。データによると、京津冀の地域総生産(GDP)は合計で全国の10%に達し、3つの地方のGDP成長率はいずれも6.8%以上と、中高速成長を保ち続けている。
ここ3年で京津冀産業協調発展ルートがさらに明確となり、産業移転の空間レイアウトが形成され、発展の「青写真」が現実へと変わってきた。