商務部の王受文副部長はかつて、「この12分野をどのように開放するかについて、まず自由貿易試験区で、全てあるいは一部の分野を開放する。関連部門は全てこの文書の要求に基づき、具体的に開放のスケジュールとロードマップを提出する」と述べていた。
自由貿易試験区は現在、中国において対外開放レベルが最高の地区であり、対外開放の先行事例を作る役割を持つ。2013年に上海自由貿易試験区が始まって以降、中国の対外開放はこの試験区から始まっている。開放のドアはますます広くなっている。
商務部研究院国際市場研究部の白明副主任は取材に対し、「開放分野は自由貿易試験区においてますます少なくなっている。なぜならネガティブリストが簡素化されてきているからだ。最初の頃のネガティブリストは190項目だったが、その後139項目となり、今年になって95項目にまで減った」と述べる。
中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月25日