新産業の急成長は、コア基礎部品、カギとなる基礎材料、先進基礎工芸などの「急所」のブレークスルーと切り離せない。
初の国家製造業イノベーションセンターとなる動力電池イノベーションセンターが設立され、付加製造、新材料技術イノベーションセンターが始動。19カ所の省級イノベーションセンターが開設され、高性能計算、新型ディスプレイなどの装備が相次いで大きなブレークスルーを果たし、世界初の量子衛星の打ち上げに成功した。マルチ精密大型工作機械や数値制御プレス成型生産ラインなどは世界トップのレベルにある。
「満眼生機転化鈞、天工人巧日争新(自然と人類が絶え間なく動いて発展し、新しい事物と思想は次々と現れて尽きることが無い)」。中国は新旧の原動力転換と経済のモデル転換・高度化に向かう重要な時期にある。新産業の発展は、歴史的なチャンスと同時に多くのリスクや試練にも直面している。供給側構造改革の深化、イノベーション主導発展戦略の実施を進め、多様な手段を用いて様々な経済主体によるイノベーションの熱意を十分引き出すことは、中華民族の聡明・才知と刻苦奮闘の実行精神を結集して脈々と流れる創造力につながり、中国の新産業発展の道を次第に広げていくだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月27日