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発信時間：2017-09-28 11:51:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国洗濯機市場は今年に入って業績の改善が鮮明となっていると業界では分析している。マクロ経済と市場環境が好転したというのもあるが、業界自身の努力によるところも大きい。

 

　中国家用電器（家電）協会の徐東生副理事長は、今年の洗濯機業界は良好な業績を確保できたが、主流メーカーが製品の刷新や製品力の向上によって市場活性化につなげようと尽力してきたことが大きいと評価。消費の高度化が進むなか、自動槽洗浄や洗剤・柔軟剤自動投入、分別洗い、乾燥といった各種機能付きや、DC（直流）モータタイプ、インバータ搭載タイプ、スマートフォンと連携したスマートタイプといった技術の実用化によって、製品が大幅に高度化しているとの見方を示した。

 

　中怡康がまとめた今年1～8月のオフライン市場の月次統計によると、パルセーター式洗濯機のうち8キログラム以上のタイプの売上高は全体の51%を占め、前年同期に比べ倍近く売上を伸ばした。ドラム式洗濯機のうち9キログラム以上のタイプの売上高は全体の47.2%を占め、インバータ搭載タイプもシェアが一段と拡大した。Wi-Fi機能や洗剤自動投入機能などのスマート機能付き洗濯機の売上高のシェアは35.1%と、前年同期に比べ20ポイントも上昇した。

 

　このほか、別洗いニーズに応えた二槽式洗濯機やコンパクトタイプの洗濯機も売上を伸ばしている。特に二槽式は販売台数、シェアともに前年同期に比べ倍近い伸びをみせるほどだ。

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