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iPhone登場から10年 アップルの栄光と国産携帯電話の夢。
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高水準を維持する価格と利益
iPhone新モデルの価格は発表会の最後に発表されるが、普通の消費者にとって価格は最も関心を持つことである。
iPhone新モデルの価格はまた消費者の予想を上回った。国内でのiPhone Xの価格は8388元から、iPhone8は5888元から、iPhone8 Plusは6688元からとなる。iPhoneは絶えずグレードアップしているが、価格も凄まじい速度で上がっている。
Strategy Analyticsの統計によると、2017年第2四半期、アップルは世界スマートフォン市場の利益の61％を占め、ほかのブランドの利益の合計を大幅に上回った。2007年から17年第2四半期にiPhoneがアップルにもたらした収益は7604億ドルに達した。iPhoneの好調な売れ行きはアップルの株価を引き上げ、時価総額も増加し続けている。
同報告は、iPhoneは2018年末に世界で初めて時価総額が1兆ドルを超えるスマートフォンになると予想した。
国産携帯電話のチャンスはどこにあるか
スマートフォンの発展10年を見ると、アップル発表会の見所は減っているといえる。iPhone8シリーズはiPhone7シリーズとそれほど変わらず、比較的大きな違いは自主開発した「A11 Bionic」チップを搭載した点である。現状を見ると、国産携帯電話にもチャンスがある。
スマートフォンの競争は全産業チェーンの競争になり、チップ、ストレージ、ディスプレイ、バッテリーなどのハードウェアから設計理念、OS、ブランド構築などのソフトウェアに至るまで、どの部分にも欠点があってはならない。
サムスンの市場地位はサプライチェーンに支えられていると言える。メモリーチップの価格上昇により、サムスンNote7の爆発はそれほど利益に影響しなかった。iPhone8シリーズの価格上昇は有機ELディスプレイの生産能力とそれほど関係ないが、サムスンやLGなどのメーカーが有機ELディスプレイの生産を掌握している。
iPhoneの産業チェーン能力は世界トップであることは間違いない。統計によると、世界2位のスマートフォンメーカーであるアップルは世界シェアの11％を占める。2017年第2四半期の米国でのシェアは25％に達し、米国で2番目に大きいスマートフォンメーカーになった。中国では5％、6位につける。
中国の携帯電話メーカーのイノベーションと努力は国内の携帯電話市場の構造を左右する。華為、OPPO、VIVO、小米（シャオミ）などの国産メーカーはイノベーションの道を模索し、より大きなチャンスを迎えた。
華為は初のAIチップ「Kirin970」を発表。これはMate10のチップに内臓されるプロセッサ「NPU」に使用され、機械学習能力を大幅に高める。Mate10もフル画面になり、10月に発表される予定。また、小米もアップル発表会の前日にフル画面の2.0小米MIX2を発表した。
新たな競争はすでに始まっており、市場が誰が勝者かを証明する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年10月3日
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