国内外の人工知能プロジェクトはまだベンチャー企業が中心であり、技術分野は競争の優位性を蓄積している段階で、応用はまだ完全に爆発していない。伝統企業は自身が蓄積したデータと資源の優位性に頼り、投資やM&Aを通して人工知能業務を展開すれば、企業の発展を促すことができる。謝作強氏は、「産業資本はまず少額投資を中心とし、完全な産業チェーンの上・下流に配置し、適切な時期に優良なターゲットを買収し、企業の人工知能応用分野の優位性を強固していくとよい」と提案した。
確かに、人工知能の台頭は多くの投資チャンスをもたらしたが、源碼資本の投資パートナーで前マイクロソフトアジア工程院院長の張宏江氏は、多くの投資に落とし穴があるとみている。例えば、中国にロボットや画像処理データ、顔認識、自動運転などを行う企業は多く、これ以上必要ないと感じるが、投資時はその先進的技術が続くかを見る必要がある。張宏江氏は、「会社がデータを取得し続けられるかは競争に非常に重要である。アルゴニズムや技術だけで持続的なビジネスモデルを形成するのは難しい」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月9日