多くの外国メディアは最近、中国のコア債務率が安定に向かい、イノベーション主導型経済発展の成果が目覚ましく、世界レベルのスタートアップ企業が急増しているなどの状況を伝えている。
中国のコア債務率は安定へ
『ロイター』は、国際決済銀行(BIS)の最新データをもとに、今年第1四半期の中国全体のレバレッジ比率が257.8%で、前年同期比の増加率が前四半期末を4.7ポイント下回り、4四半期連続で低下したと伝えた。それまでは中国の貸出急増が銀行業の向こう3年にわたる大きな危機を示唆し、その状況は今年になって改善した。中国は「債転股(債務の株式化)」を通じ、国有企業のレバレッジ比率引き下げや「ゾンビ企業」の淘汰で、資金リスクの抑制とコア負債率の安定を図っている。
中国のイノベーション主導型発展、成果は目覚ましい
英『フィナンシャル・タイムズ』は、中国が急速に発展した要因を分析した。一つ目は、中国がイノベーション主導型発展戦略を実施したこと。「双創(創業とイノベーション)」計画の後押しで、中国の新世代企業家は発想が活発化し、イノベーションに立ち向かうことで激烈な競争のなかから頭角を現した。中国製品は次第に「模造品」のレッテルから抜け出し、新型サービスとビジネスモデルは世界の先端を走っている。