9月28日、オーストリアの経営陣がウィーンに集まり、新エネルギー産業の未来について話し合った。彼らは、中国製造の規模が今後拡大し、「一帯一路」を通じて市場を獲得すると同時に、欧州の電動自動車とエネルギーの技術蓄積のコストを押し下げるとの見方を示した。
世界エネルギー会議・事務局長のクリストフ・フライ氏は、「私たちは、こうした技術の開発を始める必要がある。もし私たちがしなければ、他の人がやってしまうからだ」と説明。さらに、中国の巨大市場は、グリーンエネルギーの転換を引っ張っていると述べた。
「新シルクロードは将来の命題ではなくなり、今まさに広がっている」。フェアブント(Verbund)・CEOのウルフガング・アンツェング氏は先ごろ、オーストリアのグリーンエネルギー会議で、「中国は言行が一致している」と話した。