米メディアは、中国は完全に意志の力で世界最大のEV市場を作っていると報じている。国内メーカーにとって大きな挑戦であると同時に、海外の主要自動車メーカーもこれに追随している。
米紙「ウォールストリートジャーナル」ウェブサイトは、「中国政府は国内メーカーを支援するため、補助金を通じて国内消費者を引き付けると同時に、巨大な充電ステーション網を構築している」と報じる。
同記事によると、アメリカや他の国ではEVが見込みのある市場になるかどうか疑っているが、中国はすでに心に決めている。その目標の1つは汚染の抑制である。外国の石油依存を減らすという目標もある。しかし、最も大きな目標は、新興EV市場を利用し、国内自動車メーカーのレベルを引き上げることにある。この目標を達成させるため、中国は業界政策という手段を利用しながら、国内メーカーの設計や技術を引き上げるための巨大な試験場を作っている。
中国で自動車を販売し続けたいのなら、海外メーカーは中国の規則を遵守なければならない。中国政府は9月28日、中国で自動車を生産する海外メーカーは2019年までに必ず現地で新エネルギー車を生産し始めなければならないと発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月12日