第112回中国輸出入商品交易会(広州交易会)第1期が19日に幕を下ろした。複数の現象から、広州交易会で、イノベーション力のある中国の貿易企業はグローバル市場を勝ち取り、それらの企業の「メイド・イン・チャイナ」は国内の「素晴らしい生活」への望みを叶える新たな力になっていることがわかった。
「国内消費のグレードアップに伴い、中国の貿易構造でも大きな調整が行われた。輸出100%から、ここ数年で輸出70%・国内販売30%になった」と、寧波西摩電気有限公司の董越君CEOは話す。
今回の広州交易会で、同社は新式の電気ケトルを出展。携帯電話のアプリで温度を調節できるこの商品は国際市場だけでなく、国内市場でも人気がある。
「中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の報告によると、中国社会の主な矛盾は人民の素晴らしい生活への望みと不均衡・不十分な発展の矛盾に変わった。これに弊社は深く理解できる。私たちは世界のニーズを満たす製品を生産できが、国内ニーズを満たす製品を作ることがもっと大切で、これは企業が果たすべき責任である」と、仏山卡蛙科技股フェン有限公司の林文傑社長は話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月20日